白井梨マラソンは千葉県白井市で毎年10月最初の日曜日に開催されている大会であり、秋のロードレースシーズンの初戦として多くの方が参加している人気のある大会である(下記は2023年パンフレット抜粋)。

本大会の5㎞男子40歳以上の部で、入賞をする為の情報と戦略をまとめた。
①3位入賞は16分30秒、6位入賞は17分切りが一つの目安になる。
②近年僅差で勝敗がつくため、ラストの切れが必要。
③コーナリング、ポジショニングを意識することが重要。
①直近の10回分の1位 3位 6位のタイムは下記表になる。(ランネットより抜粋、編集)

直近10年の1位3位6位の平均タイムと最速タイムはそれぞれ
1位の平均タイム:16分08秒 最速タイム:15分44秒
3位の平均タイム:16分33秒 最速タイム:16分11秒
6位の平均タイム:17分02秒 最速タイム:16分35秒
よって3位入賞は16分30秒、6位入賞は17分切りが一つの目安になる。
②近年僅差で勝敗がつくため、ラストの切れが必要

1位と3位のタイム差は、7秒~62秒、同6位とのタイム差は15秒~85秒となっており幅は広いが、コロナ明けの2022年大会以降はタイム差が縮まっており、僅差で勝敗が決まっている。
2023年大会の概要
当日の気象条件は30℃とこの季節には暑かった。レース全体では先頭の方が1人飛び出し、2位集団が形成された。筆者は総合5位、40代以降の部3位(16分33秒)であったが、残り1kmで約10名程が2位集団におり、勝敗を分けたのが坂を上がってのラスト1㎞の切れであった。2位集団トップの方は最後の1㎞は3分前後で走られていたと思われる(下記著者のラップ参照)。
以上より、最後のスプリント能力を鍛える必要がある。

③コーナリング、ポジショニングを意識することが重要。
前半1㎞付近で下り、折り返し、後半上るというコース。カーブが多く、道幅も狭いところがある。転倒しないように配慮し、後半への余力を残しながら、ポジショニングに配慮する必要あり(コース図は2023年パンフレットのコース抜粋)。

以上が戦略の概要であるが、著者が直近1か月実施したトレーニング内容に関して、後日公開したいと思う。